今回の記事では、前述で記載した

実際の面積や距離と、測定結果が異なった場合に行う「補正」作業について説明していきます。

動画説明

今回の内容は、動画でも説明しております。

動画で見たい、という方はこちらをご覧ください。

なぜ補正が必要なの?

STEP2で評価対象地の測定を行った後に、面積や距離の長さをに補正が必要なケースがあります。

評価対象地の測定には、「面積をもとに測定」「距離をもとに測定」「用紙サイズと縮小率をもとに測定」

以上の3パターンがあります。

3パターンの測定方法が知りたいという方は「STEP2【補足編】-測定方法3パターンを解説

こちらの記事で説明しておりますのでご覧ください。

【面積をもとに測定】

面積に誤差が生じることはありませんが、距離の長さに実際の距離の長さと異なる場合があります。

【距離をもとに測定】

指定した範囲の距離の長さに誤差が生じることはありませんが、

面積が実際の面積と異なる場合があります。

【用紙サイズと縮小率をもとに測定】

面積、距離の長さともに、実際の面積、実際の距離の長さと異なる場合があります。

面積の補正方法

STEP1
補正をクリック

評価対象地の測定が完了したときの画面です。

測定の右横に「補正」がるのでクリックします。

こちらの表示に変わります。

STEP2
面積で補正に「●」をいれる

一番上にある、面積で補正に「●」をいれます。

STEP3
正しい面積値を入力

「評価対象地の面積」の欄に正しい面積値を入力します

STEP4
固定しておく頂点の指定

デフォルトの状態で、すべての頂点に「✓」が入っています。

動かしたい頂点のみ「✓を外す」

固定しておきたい頂点のみ「✓は外さない」

ここまでできたら、補正をクリックします。

画面左側の図の、動かしたい頂点が動いて

面積の数値も補正されます。

面積を指定しつつ、距離の長さの補正(辺の長さで補正)

STEP1
辺の長さで補正に「●」を入れる

まずは、辺の長さで補正に「●」を入れます。

「●」を入れると、補正パネルの画面の表示が下記に変わります。

STEP2
必要に応じて、面積の指定

補正するときに、距離(辺)の長さだけじゃなくて、面積も補正したい場合や

面積は●●㎡で指定しておきたいといった場合などは、あらかじめ面積をしておきます。

STEP3
辺の長さを入力

補正したい、辺(距離)の長さの位置がどこなのかを確認して

辺(距離)の長さを入力します。今回は頂点1~頂点2の箇所を補正してみます。

STEP4
固定しておく頂点の指定

面積の補正の際と同じで、デフォルトの状態で、すべての頂点に「✓」が入っています。

動かしたい頂点のみ「✓を外す」

固定しておきたい頂点のみ「✓は外さない」

STEP5
補正をクリック

そうすると、指定した場所が、指定した長さに補正されます。

今回は面積も指定しているので、指定した面積になっていることも確認ができます。

距離の長さだけを補正(辺の長さで補正)

面積を指定しつつ、距離の長さの補正(辺の長さで補正)の工程の際と同様で

辺の長さで補正に「●」を入れます。

ただ、今回は面積は指定しないので、評価対象地の面積は入力せずに進みます。

以降の流れは、まったく同じです。(面積を指定しないで進むだけです。)

辺の長さの指定(補正したい、辺(距離)の長さの位置がどこなのかを確認して、辺の長さを入力)

固定しておく頂点の指定動かしたい頂点のみ「✓を外す」、固定しておきたい頂点のみ「✓は外さない」)

補正をクリック